一人遊びと離乳食

題目は、一人遊びと離乳食とありますが、この「と」は並列の「と」で。一人遊びと離乳食の関連について書いているわけではありません。

我が子は、結構前から一人でコロコロと遊んでくれるタイプで、助かっています。
とはいえ、そんな我が子に甘えながら、いろいろと作業をするのが果たして良いのかどうか?とも考えてしまいます。このブログも、わが子が一人で遊んでいる最中に書いています。

そんなこんなで見つけたわが子の面白いところ。
家事をしていると、「ポケットの中にはビスケットが1つ、もう一つたたくとビスケットが2つ」という音楽が聞こえてきた。するとまた「ポケットの〜」という音楽が。音の出どころは、ボタンを押して音が鳴るタイプの本なんだけど、我が子は、音楽がなっている間は、他の遊びに夢中になるのに、音楽が終わると律儀にぽちっとボタンを押しに、その本のところにもどっているのです(笑)
あの小さな指でぽちっと。で、また遊びに戻り、音楽が終わると、また本のところにきて、ぽちっと。

機嫌が良いだけではありません。手に持っているものを取り上げると、うぇーんと、まるで世界が終わるかのように泣く(笑)必死なわが子に対して、そんなに泣かなくてもいいんじゃないの?と笑いながら話しかけてしまう私。本人にとっては、死ぬか生きるか?まではいかないにしても、大きな喪失なんだろうね。取り上げてごめんごめん。

離乳食は、一進一退を繰り返しています。離乳食を食べるときに、ハイチェアに座らせえ、ベルトを着けているのだけど、イリュージョンが始まりました…。ベルトからもがき出て、ハイチェアの上にだんじり状態になってしまい。はあ、危ない!!と思って、またベルトに戻すと、ぎゃんぎゃん泣いて、離乳食どころではなくなるということがここ最近続いておりました。

ネットで、「離乳食 座らない」で検索してみると、それなりにヒットし、皆さん同じ悩みを持っているみたいでした。1歳を過ぎたら、やはりしつけとして、ご飯を食べているときは座るということを覚えさせる必要があるとのこと。で、なんとか食べてもらいたいと思って、走り回る子供を追いかけて食べさせたりするのが一番よくないとのこと。子供にも、座らなければ、ご飯を食べさせてもらえないことを身を以て学んでもらうことが必要とのことでした。

遊び食べが始まったり、イリュージョンを繰り返すようだったら、「もうごちそう様しようね」といって、ご飯を下げる。そうするとお腹がすくけれども、それをお菓子で埋めようとしない。で、赤ちゃんであっても、座って食べないとご飯をもらえない、そうするとあとでお腹がすくということを学んでいくそうな。

親は、「そんな…我が子に空腹を体験させるなんて!!」と思って心配で、追いかけてでも食べさせようとするけれども、そうすると、立って食べてもいいのだということを学んでしまうそうな。一食、二食抜いたところで人は死なないわけで、そこは親が頑として譲らない態度を示すことも重要だとのこと。

ま、そんなにうまくいくかどうかはわからないけれども、我が家でもちょっとずつ実践してみることにしました。イリュージョンが始まったら、ちょっと様子をみながら、落ちないように手で押さえてご飯を与える。ぎゃんぎゃんし始めたり、他のことに興味を示し始めたら、様子をみて、ごちそう様をする。そのおかげではないと思うけれど、最近は座ってくれるようになったような気がします。というよりも、私の中で余裕ができたように思う。そうか、全部食べてもらわなくても良いのだな〜というような。

ぼちぼち進めていくことが重要ですね。続く懸案事項は、なかなか固いものを食べてくれません。
ちょっと形があると、ぶぶーっと出してしまいます。ひき肉だったり、ちょっと硬めの人参だったり。
いつかはもぐもぐと食べてくれるようになるかな。そんな心配もあったよね〜というときがきっとくるんでしょうけ。

ゆっくりゆっくり構えていきたいと思います。