お寺さん

さて、先ほどの友引割引の冗談ですが…。


今日、初七日。
お寺さんがきたんだけど、同じようなことをいっていました。
このお寺さん、なんか普通の感覚の持主で、非常に面白い人。
7年前、おじいちゃんが死んだとき以来のお付き合いなのだが、
いいお寺さんに出会ったと、親戚の間では専らの評判ですよ。


このお寺さんは、いつも法事のお経が終わると、何か小話をしてくれる。
今回もそうでした。


お通夜のお経の後、おばあちゃんの思い出話をしてくれました。
「私が、おばあさまにであったのは、かれこれ7年前ですかね。
おじいさんが亡くなって、こちらに引っ越され、入院されるまでの2年ほど
月命日の度にお会いしていました。お家に行って、ごめんくださいといいますと
暗闇から、のっしのっしと出てきたのが印象的です。私がお経を読んでいると
「これ、うるしぇ、静かにせ!!」という声が。私に言っているかと思うと、愛犬の
コロに言っておりました。お経も終わり、帰り支度をし、ぞうりに足を半分入れたところで
「あえ〜、お茶っこ」といって、ワンテンポ遅れてお茶を出してくるのが印象的でした。」


親戚全員大爆笑。かなり言い得ている!!
ある意味、楽しい通夜でした。


体が大きくって、周りの気遣いが足りないばあさんだったけれど
晩年は、病気のせいで体がほんと小さくなり、話すことも出来ず、つらそうな毎日。
そんなことを思うと、多少しんみりしてしまいますな。
きっと、みんなもそんな思いだったので、お寺さんのお話には感謝しました。
ありがとうお寺さん。