ランニング

さて、最近、夜走ってます。
30分から40分ほど。
ランニングの相棒は、新しいシューズとレミオロメン


きっかけは、まあ、なんかすっきりしない毎日を過ごしていたからというもの。
ある日、ふと思い立ち走ってみたら、これが気持ちいいのなんのって。
夜はぐっすり眠れるし、次の日は一日中元気だし。
何をするにも、楽チンなんですよ。
体が軽い感じ。


もうひとつ理由があるんだけど、「800」とうい小説をかじったこと。
最初読んでいる最中に、他の本に心が奪われ、まだ、最初の数ページしか読んでいないのですが。


この本、中、高校の思春期の男の子が主人公。
陸上の800mをしている彼らの視点から、思春期が描かれるもの。


陸上の種目、その中でも、目立たない800mが題材って、珍しい。
解説を書いていたのが川上弘美だったと思うんだけど、
彼女いわく「非常に官能的な小説」とのこと。
それは、性描写がどうこうというのではなく、
800mの息遣いが聞こえてきそうなくらい、その描写がすばらしいとのこと。


以前私も800mをしてたころがあったのですが、
確かに、読んでいると、懐かしさを感じる。
そのときの、息遣いや風のにおい、足の感触が思い出されるんですよね。
それを読んでいたら、走りたくなって、というのも理由のひとつ。


すっきりしないときは、黙っているとぐだぐだスパイラルに入ってしまうので、
自分が好きだったことなんかを思い出して、
そこに逃げるのがよいですね。


最近、走りはじめ、走ることが好きだったことを思い出すことができ、そう思いました。


さて、3日坊主の私、いつまで続くかな〜。