翁とデート

秋田最後の日、なぜか私は70歳のおじいちゃんにデートに誘われ
水族館と海鮮丼を食べに男鹿に行きました。


このおじいちゃん、以前住んでいたところでお世話になっていたご家族のお一人。
家族が自分達のことで忙しく、相手にされず、お暇だったみたい。


まあ、以前から、変わったおじいちゃんで、家族がついていけないと愚痴をもらしており、
奥様からも、「誰も相手にしないから、なんとかよろしくお願いしたい」とのこと。


最初はどうなることかと思いましたが、結構楽しかったですよ。
色んなところに旅行に行っている方で、各地の名産や出来事をお話してくれました。


新しい水族館は初めて。
とっても綺麗になってましたが、人人人でした。
めだまの白熊は、昼寝をしてました。
確かにな〜、北極の気候が合っている彼にとって
北国秋田といえでも、あの気温は厳しいな。


さて、おじいちゃんには入館料とお昼代を出していただきました。
少しばかりですが、私もお礼を兼ね、ソフトクリームをおごりました。
私たちがソフトクリームを食べている後ろで、お母さんに抱っこされた男の子(多分1歳〜2歳)が、
最初に私の肩にに、トントンと、
次におじいちゃんの肩に、トントンとしてきました。


その子のお母さんは、おじいちゃんにトントンした時点で、
私達に子供がちょっかいを出していることに気付いたのですが、
どうやら、私たちがソフトクリームを食べているのを見て
自分も食べたいと思ったらしいですよ。


まだ、おしゃべりが達者にできる感じでもなく、それともシャイなのか、
微妙な自己主張が可愛いなとおもって愛でさせて頂きました。


水族館を見物し、ソフトクリームを食べ、帰りは海、山を眺め、
大変楽しい一日を過ごすことが出来ました。


デートとしては完璧ですな。
さて、次回もお誘いがあるかしらん。