荒川静香、金。
おめでとう。
パチパチパチパチ。
朝から、すばらしい気持ちにさせてもらいました。
これから会社に行く方々も、颯爽とした気持ちでいくことが出来ることでしょう。
いつも中途半端なまま終わってしまっていたけれど、
少しだけスポーツをかじってきた私は、
試合の前の空気というか、緊張感が大好きで、
それをものに出来たときは、やはりいい成績で、
成績ばっかりをねらって望んだ試合は、とてつもなくどん底でした。
荒川静香自身も言っていたけれど、メダルを狙わずに、
自分らしさを大切にしてやった結果が今日の金メダルに繋がったんだろうね。
そういう意味で、以前がんばっていた自分と、
あまりがんばっていなかった自分を、
思い出させてくれた朝の出来事でした。
何事も、楽しさばかりでは成り立たないけれど、
それを忘れてしまっては、周りからも認められないのだろう。
いつも笑顔でいる必要はないし、
反対にいつも笑顔でいる人のほうが気持ち悪いけれど、
いい生き方をしている人は、いい笑顔を持っているのだろうな。
何事も、あきらめてしまったらそこでおしまいで、
次には繋がらない。
あきらめることはいつでも出来るけれど、
長野から8年という歳月の中で、
苦しい中で継続することを選んだ、荒川静香は強いなと思いました。
何事も、人生のワンタームに過ぎないわけで、
そのワンタームを目前の評価だけを求めるのではなく、
それを長い人生の中で、ライフワークの一つとして位置づけることが出来た人が
成功するんではないだろうか。
こういった強さを持っている女性は素敵です。
こんな風に胸いっぱいに見ていたフィギアですが、
横で見ている母さんの解説が面白いというか、うるさいというか。
演技終了後、選手を迎えるコーチらしき人を指して、
「みれ、あのじいさん、ドサクサにまぎれて腰に手、やってるよ」
これまた演技終了後、選手がコーチの胸に飛び込んでいくのをみて
「みれ、コーチ照れてるよ」
「係りのひと、こんなところでそんなことしないでくださいって感じだな」
黒髪の外国人をみると、誰に対しても
「インド人みたいな顔をしているな」
選手が転ぶごとに
「うぎゃ」
ある程度の年の選手を指差して
「大人みたいな顔しているな」
ありすぎて忘れたけれど、こんな感じのコメントを沢山していました。
ま、いずれにしても、なんかがんばろうと思えてきました。