• 苦しさの先にあったもの


昨年より、H君と車をシェアしています。
私が7日から、車を使うのですが、
この雪で車が出られず、雪かきに行ってきました。


車を置いてあるH君の家に行ってみると、ありえない状況。
2メートルほど雪が積もっておるのです。
何とか、頑張って二人で雪かきをしたけれど、
これは難しいと思い、岩吉さんに電話。


岩吉さんは3月に徳島に帰ってしまうので、
今のうちに北国の思い出をつくってあげようと
私たち二人からのプレゼント。ほほ。


岩吉さんは学校にいたけれど、ほくほくと来てくれました。
なんて、いい人!!明日、あなたは修論発表会なのに!!
ま、誘ったのは私たちですが。

でも、やってもやっても雪が減らず。
車を出してみたら、思いっきり、はまるし。
さすがに岩吉さんに悪いと思い始め
岩吉さんに帰ってもらいました。
でも、岩吉さんは素敵な人。
私たちにあったかい飲み物を置いていってくれました。


車がはまっていたら、隣のお母さんが手伝ってくれました。
そして、通りすがりのおじさんが、牽引してくれました。
社会の人々と触れることが少なく、社会性の乏しい院生ですが、
とてつもなく感動し、人の優しさに触れ、社会性を身につけなければと思いました。


んで、早速、牽引ロープと隣のお母さんにプリンを買いに行きました。
岩吉さんには、よるご飯としてお寿司を買って帰りました。


とっても疲れたし、苦しくて、へこたれたけれど、
人のあたたかさに触れ、生きた心地がしました。
ぐうたら院生は、いい一日を過ごしました。

  • さて

面倒くさがり屋の私。
誰もが知っていることで、いまさら宣言することではありませんが。
雪かきも同じ。
もういいんじゃな〜い、みたいな。


でも、H君はえらいんです。
丁寧に、文句言うことなく、こつこつ仕事をしていきます。
研究に向き合う姿勢と、普段の出来事に向き合う姿勢が同じなんですね。


いつも、ウサギネタや謝辞ネタでいじめていますが、
今日は、反省しました。


今日の、雪かきが、H君のおなかに効きます様に。
神様に祈っておきますから。

  • 報告書


先日書いた報告書の話。
これは、今年の夏にいった調査実習の報告書で、
参加者それぞれが興味の持ったことについて文章を書くというもの。
書いた人は学部2年生、3年生、博士課程3人なんですけれど
みんな、結構、参っていました。


質的調査の文章をどのように分析すればいいのか、どのように書けばいいのか。
私の場合は、質的調査者なのでまだ楽だったのかも。
学部生はSAS(計量調査の分析)のレポートも出てたから、
考え方の転換を図らなければならず、難しかったかも。


ある種、共同調査のようなものなのですが、
この報告書を書いて、共同調査って面白いかもと思いました。
普段は、それぞれ、個々人自分の興味のある分野で研究をしているわけで、
社会学というベースは同じでも、フィールドが違うわけで。
でも、フィールドを同じくして、同じ内容をテーマにしていると
共通で気が付いた点、お互い違うんじゃないって思う点、色々あるわけです。
それによって、報告書の世界が広がっていくわけで。
共同調査の面白さはこういうところにあるんだな〜という事が勉強になりました。


報告書は今年度中にできるわけですが、どんなものができるのでしょう。
おっかなくもあり、楽しみでもあります。

  • 何故

何故、こんなに疲れているのにこんなに長い文章が書けたのだろう。
論文を書くときも、これだけ進んでくれればいいのに。