登山
秋田の大学院で、地層と植生の先生が担当する泊りがけの授業があった。
その影響で一昨年あたりから、山登りが好きになった。
といっても、それっきり山には登ったことがない。
今年こそは山登りに行こうと思って、26日に秋田駒ケ岳の登山を計画。
でもさ〜台風がくるんだとさ。
おやつも買ったのにさ。
仕方がないから、登山はあきらめました。
じゃんねん。
登山はすごい疲れるし、途中でやめたくもなる。
けれど、それを乗り越えた後に得られるものを考えたら、
気持ちが弾まずにはいられない。
それは、花の美しさだったり、一緒にがんばった友達との連帯感だったり
青い空だったり、美味しい水だったり、美味しいおにぎりだったり。
ま、色々だけど、今日の新聞にこんなことが書いてありました。
「なぜ山に登るか?」「そこに山があるから」とは、有名な話だけど
ある人が曰く「下山するため」だとか。
家に帰ることを楽しみにしながら、山に登るんだとか。
その人が言うには、帰る家、帰りたい家があることは幸せだとか云々。
なるほどと思ってしまった。
疲れて家に帰ってのベーとすることももちろんだけど、
自分が感じたいろんなことを伝えれる人がいるってことは幸せで、
それは、狭く言えば家庭だけど、
もっと広く考えれば私にとっては仲間だったりして。
自分が感じたことを伝えたいと思う人や、
わかってくれる仲間がいたり、
それを楽しみにしてくれる人がいることは
本当に幸せなこと。
それを忘れないようにしなければ。
今あることが当たり前ではなくて
自分もその状況であるためにがんばってきただろうけれど
それを受け止めてくれる関係を相手も築いてきてくれたということを。
沢山いたからといって良い訳ではなく
限られた人数でよし。
浅く広くではなく、狭く深く。