不眠の解消

最近眠れないことを、つらつらと以前書いていました。なんとか眠れるように努力しなければと思っていたところ、友達が、NewsWeek日本版で特集されていた「快眠できる100の方法」というのを貸してくれました。ま、名前の通り、快眠できる100の方法が書いているわけですが、そのうちの何点かはもちろん私がというか誰でもしっているもの。「寝る前にカフェインとっちゃだめ」とか、明らかに100にするためにいれただろうという「開き直る」とか。そうはいっても参考になるものも何点か。
「夜はコンビ二いっちゃだめ」「トイレの電気は暗めで」「パソコン画面は就寝30分前にみちゃだめ」これらは、明るさにより体が覚醒されちゃうためだとか。明るさが良くないとはわかっていても、一人暮らしだとコンビニに気分転換で出かけたり、眠くなるためにパソコンでネットサーフィンなんてしちゃうよね・・・。後ちょっと面白かったのが、「面白くない本を読む」とな。めんどくさくなって緊張感がほぐれるんだって。確かに。
私の場合は、ベットに入ってから、いろいろと考え事をしてしまうんだよね。すると、自分でもわかってるんだけど、首筋が張ってきて、肩がこり始めるのだよ。すると、目が覚めちゃって眠れない・・・。ということは100の方法にも書いていたけど「ベットは眠るだけの場所として理解せよ、考え事しちゃだめ」ってね。でもさ、それは十分にわかっているわけ。でも考え事をしちゃうから苦労してるわけ。じゃあ、考え事をしない方法をおしえてくれっておもっていたら、ありましたよう〜。超シンプル。超原始的?とでもいうのか。誰もが経験あり。そうですよう。あれですよ。羊を数えるんです。単純な思考をすることにより、緊張がほぐれるらしい。まさか、と思っているそこのあなた、お試しあれですよ。
私の場合は、「羊が一匹、羊が二匹・・・十匹、十一匹・・・」と数える中で、十匹以上になると音的に複雑になるので、十匹数えたら、また一匹に戻ってみました。以前、「羊」という発音よりも「sheep」のほうが、寝息の音に近く効果があると聞いていたので、「sheep」と「ひつじ」を交互にやってみました。どっちのときに寝入ったのがわかりませんが、思い起こしてみると「羊」「が」「一匹」と「sheep」「one」だと、日本語のときに、どうしても音的に強い印象がある「が」を発音しなきゃいけない。でも英語だとやわらかい音だけでダイジョウブなので、おそらく英語のときに寝入ったのではないかと。
結果、快眠でしたようようよう。すっきりというか、すぐ眠れました。これまでの一時間、二時間の布団の中での生活がうそみたい。
決して羊だけのおかげではないと思います。他の理由としては、眠る前に蛍光灯を消して、暗めの電気だけで生活した。寝る前に部屋の片づけを少しして、運動チックな感じ。心も晴れ晴れ。もちろん、パソコンは早めにさよなら。要するに、寝るため準備時間を作ってみたわけです。でも、やはり絶対に極めつけは羊ですよ。絶対そうですよ。
あ、どこからか声が。「それはあなたが単純だからでしょ」「だから、羊ごときで眠れるんでしょ」・・・。
いや、「羊ごとき」なんていっちゃだめですよ。眠れない皆さん、お試しあれですよ。「昔羊を数えても眠れなかったよ〜」という思い出のある皆さん。私もその一人。結局何千匹の羊を数えてしまったりして。でもそれは好奇心旺盛な子供の頃ではありませんでしたか?大きな数が数えられるようになってうれしかった子供の頃では。ですが、大人になり、大きな数を数えることに魅力を感じなくなった私たちにとって、羊を数えることは単純で、暇な作業。ですから、大人こそ、羊を使う必要があると私は思うのです。
と、なぜか強く断言、かつこんなに文章を書いてしまいました。「自分の意見を主張する文章」を書いたときって、下に署名入れるじゃないですか。さっき、まちがって本名を書きそうになりました。ま、何よりもかによりも、みなさん、羊に頼ってみましょう。素敵な眠りの世界にいざなってくれます。